
オスのセキセイインコの蝋膜変色(獣医療) | 2009年01月19日08:22 |
症例・・・セキセイインコ オス 4歳6ヶ月 ピーコ
プロフィール・・・3歳3ヶ月頃から 多飲多尿あり 頻繁な吐き戻し → 発情徴候
対策: 発情を抑制する環境管理改善をアドバイス → 症状の改善見られる
症状・・・ 最近(4歳4ヶ月齢) 蝋膜の色が青から茶色に変色してきた
レントゲン検査・・・腹腔内の精巣腫大所見
フェレットの脱毛と副腎腫瘍(獣医療) | 2009年01月18日17:45 |
症例・・・フェレット(バタースコッチ) 去勢オス 6歳4か月 ミル
プロフィール・・・3歳時 非炎症性左右対称性脱毛 各種検査で副腎疾患を 疑い、
外科、内科治療オプションをオーナーに提示、内科治療を選択。
治療: 酢酸リュープロレイン(GnRHアナログ)の1か月毎の投与
経過・・・ 3ヶ月後にはオーナーが満足できる発毛が見られた
4歳時 再び脱毛始まる 同治療開始
4歳5か月時 尿道閉塞症 麻酔下で閉塞解除処置(前立腺腫大認めず)
5歳4か月時 尿道閉塞症 同治療
現症状(6歳時): ふらつき 軽度低血糖(Glu 67 ) 脱毛の進行
エコー検査: 左副腎の腫大(12.8mm×8・1mm) 副腎腫瘍の疑いを示唆
治療: オーナーの同意があり開腹による外科的治療
難治性皮膚炎に合併した悪性リンパ腫?(獣医療) | 2009年01月17日09:33 |
症例・・・シーズー 避妊メス 12歳3か月齢 チョコ
プロフィール・・・2歳3か月時 膀胱結石摘出手術
3歳6か月頃からアトピー性皮膚炎(膿皮症、マラセチア)により薬浴を含めた
継続した定期的治療
10歳4か月齢時 アカラス(+) 定期治療にアカラス治療を加える
現在の症状・・・食欲元気あり。皮膚の痒みが強い。
背中、四肢先、腹部、耳、顎下等に慢性皮膚炎(掻痒 発赤 鱗屑、痂皮
象皮様表皮肥厚、脂漏 色素沈着) アカラス虫体(-)
多発性リンパの腫大(右下顎リンパ、左浅頸リンパ、両腋窩リンパ、膝下リンパ)
検査・・・血液検査、 膝下リンパ節のFNA(針生検)
G・レトリバーのブルース14歳になりました。 | 2009年01月16日17:51 |
お正月明けに調子を崩してしまったG・レトリバーのブルース君(オス、14歳)。すっかり元気を取り戻し、顔を見せに病院に来てくれました。
1月7日の夕方6:00過ぎ、ブルース君が何度も吐いて、ぐったりし立てなくなったと電話が入りました。体重が25kgあるので、お母さん一人では病院に連れて行けないとのSOSです。
立てないとの状態が心配だったので、お父さんが都合がつく明日まで待てないと判断し、スタッフを同行させ、往診に出かけました。
ウサギの食滞(胃腸の運動低下)(獣医療) | 2009年01月16日14:05 |
症例・・・ウサギ(ドワーフ) メス 3歳8か月 ウー
プロフィール・・・W幼稚園で飼育
2歳時に子宮内膜症・・・子宮卵巣摘出術
2歳3か月時・・・急性食滞症状で入院
症状・・・昨日まで変わりなく、食欲元気著変なし。
今朝から食欲なく、いつものように動かない。排便がない。
毛が生えたっ♪ | 2009年01月16日13:38 |
この柴犬くんは、去年の夏から薬浴治療で通っている子で、名前は「ケン」ちゃんです。
3年前から痒みが出始めてしまい、お薬は飲んでいたのですが痒みはなかなか治まらず、顔周りや足・内股に色素沈着や炎症、脱毛などの症状が出てしまいました...(´д`;)
右の写真は、薬浴をし始めた頃のケンちゃん。→→→→
この頃は、お顔周りの脱毛が少し目立っちゃってますね。
ケンちゃん、頑張って続けて良くなろうね!ヾ(^▽^)
☆★☆★...
2週間おきの薬浴治療を約5ヶ月間、頑張って続けたケンちゃん。
なんと!!
ケンちゃんのお顔の毛が生えましたぁ―――っ!!!\(≧∀≦)/
ほら、この通り♪
最近は、体の痒みもだいぶ落ち着いてきて、たまに出る痒みに注意する毎日です。
頑張って薬浴、お薬を続けた成果だね☆
良かったねっ(∧▼∧)Ь ケンちゃん♪♪
今日は病院に入院だぁ~ | 2009年01月15日17:35 |
純血種の猫ちゃんで1番人気のアメショー!!
この子の名前は『のすけ』くんです★
10kgを超えたこともあるのすけくんは、
11歳になった今、糖尿病と心臓病の治療を頑張っています
家族の中では、のすけくんよりも年下の娘さんが一番大好き(≧∀≦)
お父さんでもお母さんでもなく幼い娘さんなんです。
懐いてるというよりお兄ちゃんとして面倒みてるつもりなのかな???
今日は血糖値を数時間置きに検査する為、
入院となりました。
病院で用意してある猫ちゃん用トイレの中で
一番大きいサイズを使っても足が出ちゃう(^^;
でも猫ちゃんはピタッとジャストサイズが落ち着くんだよね♪
治療と一緒に、ダイエットも頑張っている
のすけくんでした
J・ハムスターの皮下腫瘍(獣医療) | 2009年01月15日08:13 |
症例・・・J・ハムスター メス 1歳4か月 ヒナ
プロフィール・・・9か月齢時と1歳2か月齢時に耳根部にできた
角化組織由来の腫瘤を麻酔下で切除
2か月前から背中の脱毛で定期的に通院治療。
主訴・・・ 一昨日に診察時、腹部鼠径部の10㎜径の円形腫瘤を確認。
昨日、更に大きくなってきたので、外科的切除を決定。
治療・・・腹部皮下腫瘤の外科切除
犬の眼瞼腫瘍(獣医療) | 2009年01月14日22:14 |
症例・・・ビーグル オス 7歳6か月 ジュライ
主訴・・・数か月前から眼瞼にできた腫瘤が大きくなってきた。切除希望
現症・・・右上眼瞼中央に直径8㎜大の腫瘤ができている
治療・・・外科切除
セキセイインコのキサントーマ(獣医療) | 2009年01月13日14:41 |
今日来院した3歳のメスのセキセイインコのポーちゃんですが、お腹が黄色く膨れています。これをキサントーマ(黄色腫)といいます。殆どがメスに発生し、原因の多くは発情に関連しています。過剰な発情によりエストロジェン過剰症が起こり、腹部の脂肪が肥厚変性し、黄色化します。重度になると腹筋の弾性力がなくなり、腹壁ヘルニアの状態になってしまいます。これは、ある意味、生活習慣病とも言えます。鳥を過度に可愛がりすぎたり、飽食させたり、夜更かしが誘因になります。したがって、治療は鳥本来の生活に戻すことです。 詳しくは当院HPの「ペットの知識の泉」の卵詰まりの管理と予防の項に記載されています。参考にしてください。
