
モルモットの血尿(獣医療) | 2009年02月18日11:45 |
症例・・・モルモット メス 4歳4ヶ月齢 Bw 975g パンタ
主訴・・・1ヶ月前に血尿と排尿時に鳴くということで、来院。
レントゲン検査で尿道内の小さな結石陰影を確認。
止血剤、抗生剤での内科治療で症状が治まっていたが、今日また血尿と排尿痛が
見られた。
再度のレントゲン検査と皮膚にフケが見られたので、皮膚の鱗屑のスタンプ検査を実施した。
この鳥の名前は? | 2009年02月17日17:36 |
今日、野鳥が来院しました。見たところ猛禽類です。
この鳥の種類がわかる人がいますか?
すぐに判ったら、かなりのバードウォッチャーです。
フェレットの皮膚組織球腫(獣医療) | 2009年02月15日22:34 |
症例・・・フェレット(パスバレー) 4歳 去勢オス Bw1.26kg
主訴・・・脱毛が進んでいる 痒みあり 食欲元気あり
頭部左眼内側に小さな腫瘤あり(3mm径) 腰部にも皮膚炎所見あり
副腎疾患の確認のためエコー検査希望
腫瘤のFNA希望・・・肥満細胞腫?
❉ 飼い主のYさんはフェレットを多く飼育していて、フェレットの生態、病気について豊富な知識をもっています。 今回も副腎のエコー検査と腫瘤が肥満細胞腫では?と細胞検査を依頼されてきました。
チンチラの長期食欲不振(獣医療) | 2009年02月14日18:14 |
症例・・・チンチラ 9歳 オス Bw 339g BCS2 ピー 室内で放し飼い
主訴・・・半年前から食欲が落ちている
痩せてきた
(以前はアルファルファをよく食べたが、半年前から食べなくなる)
便の大きさがが最近小さくなった
チンチラは臆病な動物で、保定を極端に嫌がることが一般的ですが、ピーは普段より抱きなれているようで、従順に保定させてくれました。
検査・・・レントゲン検査
幼鳥セキセイインコの衰弱(獣医療) | 2009年02月12日23:07 |
症例・・・セキセイインコ 8週齢 オス 25.4g ピースケ
プロフィール・・・子供の誕生日に、ペットショップから購入した4週齢のヒナを友人からプレゼントされ
た。(小鳥を飼育するのは今回が初めてである。)
購入したペットショップから、3回/日だけ差し餌をやるように指示されたので、
その通り与えていた。
差し餌はふやかしたあわ玉と栄養粉末(ヒナフトール)。
始め頃はまだ足りなそうな程食欲旺盛だったが、一週間前から食欲低下が見られ、
昨日から、歩けなくなった。
ペットショップに相談したら骨折かもしれないので、
病院で診てもらうよう指示された。
他院で診察を受け、栄養剤?を飲ませてもらい帰宅後、急に動かなくなった。
現症・・・脚麻痺があり、ひどく衰弱している。
処置・・・入院し、インキュベーター内で暖房、酸素吸入。強制給餌を予定。
但し、落鳥(死亡)する可能性も十分あることを入院時に理解していただいた。
ウサギの斜頸 (獣医療) | 2009年02月12日17:13 |
症例・・・ウサギ(ネザーランドドワーフ) 3か月齢 メス Bw434g ココ
現症・・・昨日の夜から突然、首が右側に傾いてしまう。動こうとするとぐるぐる回ってしまう。
よく見ると目も揺れている 食欲は普通にある
上記の主訴でF市からKさんが来院しました。外耳疾患を除外するためにレントゲンを撮りました。
浜石岳を歩きました | 2009年02月11日23:11 |
2月の唯一の休診日の今日、天気も回復し陽が出てきたので、入院動物の朝の治療と世話を早めに終わらせ、リュックを車に積んで由比の浜石岳に行ってきました。
セキセイインコの腹水(獣医療) | 2009年02月10日14:31 |
症例・・・セキセイインコ メス 7歳5か月齢 多数羽飼育 ミズキ
プロフィール・・・2歳時 右前腕骨折 外固定で治療:治癒
3歳時 卵管炎? 1年を通して過発情あり
7歳時 腹部膨満 エコー検査で複数シストと腹水の存在確認
レントゲン検査: 多発性過骨症、服壁の石灰沈着、卵巣,卵管
腫大? 腹水 肝臓腫大
現症・・・4ヶ月前から腹壁穿刺で腹水除去:初回時は2.2ccだったが、ここ1か月は5~7日毎に8~11 cc除去 している。腹水を抜くと、動きが軽快になる。 今日もまた貯留してきたので、除去希望。食欲元気あり。
犬の会陰ヘルニア・・・直腸憩室による排便困難(獣医療) | 2009年02月07日17:17 |
症例: MIX(コーギー×スピッツ) 10歳齢 オス Bw11・5kg ノワ
プロフィール: H20.4月頃から、排便困難で他院に受診。
会陰ヘルニアによる直腸憩室と言われた。手術は難しいのでできないといわれ、
その後、9か月間、軽い鎮静下で数十回、糞便の掻き出しを行っていた。1月に入り、自分では出せなくなり、5~6日毎に排便処置を行っている。何とか治癒させたくて、当院に連絡後、来院した。
現症: 一般状態は良好。
右側会陰部にヘルニアが見られ、ヘルニア内容は直腸憩室で、憩室内に固くなった多量の糞便が貯留している。
レントゲン検査: 会陰ヘルニア内容は糞便が貯留した直腸で、膀胱、前立腺は正常位置。
巨大結腸は認められない。
血液検査: 全項目で正常範囲内。
治療: 外科的整復術(内閉鎖筋転位術によるヘルニア修復)
オーナーのMさんはすぐにでも手術をお願いしたいとのことで、明日手術をする予定を組み、
初診日から入院となりました。
犬の下顎リンパ節の腫大(獣医療) | 2009年02月06日23:07 |
症例・・・ロングコートチワワ オス 5歳齢 Bw2.05kg ハル
主訴・・・2~3日前から食欲、元気低下している。右側頸部が腫れている。
血液検査・・・白血球数22500↗ その他の項目は正常範囲
触診で、確かに右下顎から頸部が腫れています。リンパ節の可能性が強かったので、FNA検査(針生検)を行いました。なぜなら、リンパ腫の鑑別をしなければなりません。
