静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

ポメラニアンのオレオが昨年の11月18日に実施した骨折手術の検診に来院しました。

 

症例・・・ポメラニアン 6か月齢 メス Bw2.16kg  オレオ

主訴・・・昨夜、ソファーから落ちて、直後から前肢を着けない、触ると痛がる

レントゲン検査・・・右前腕骨(橈骨、尺骨)の遠位骨折

治療・・・外科的整復術(プレーティング固定)

 ❉ トイ腫の犬の前腕骨折の固定には最も小さいミニプレートが必要になります。

里親募集中2009年02月04日17:09

里親Q太郎獣医療、スタッフ日記でも紹介しました『Q太郎』の里親さんを募集します。

1月9日に、右前肢の断脚手術をしたノラちゃんです。怪我をしてから捕まえるまでに苦労をした仔ですが、1ヶ月経過してだいぶ馴れてきました。ハンディキャップのある仔ですが、家族として迎えてくれる方を探しています。

 

生後半年くらい ♂ 去勢済 

三種混合ワクチン接種済

猫エイズ(-) 猫白血病(-)

 

新しい環境に慣れるまでに時間がかかると思いますが、お気持ちのある方は当院までご連絡下さい。

 

 

 

今日の昼休み、西奈小学校を訪問し、「静岡がっこう獣医隊」の「ウサギふれあい教室」を開催してきました。

まずは、日本平動物園へ子ウサギを5羽借りに行きました。

シマリスの後肢の痛み?2009年02月03日21:30

症例・・・シマリス、4歳、メス、Bw105g、 ハナ

プロフィール・・・4カ月齢時に上部呼吸器疾患で抗生剤ネブライジング治療 治癒

主訴・・・昨日からあまり動かない、後ろ足が痛そう?

     昨年12月にも同様の症状があったが、自然に良くなった?

検査・・・そのままでは充分な診察、検査ができないので、麻酔下での身体一般検査、

      レントゲン検査を飼い主に了承を得る

 

今日から実習生が・・・2009年02月03日18:43

今日2月3日から4日間、静岡農業高校の2年生細川さんがインターシップ実習で、病院のお手伝いしてもらうことになりました。

 

細川さん.jpg

 

彼女の実習での目標として

[学校では学ぶことができない内容を学習することができるので、一生懸命やりたいと思います。

将来、動物看護という仕事に就くことを考えています。

また、自分が動物を飼い、病気になり病院に行った時に病名や部位を言われて解るようにしたいです。

学校では、先生や友達など周りに頼っている場面があるので、自分一人だけで働くことの大変さなどを知り、4日間という短い期間ですが、自分のできることを精一杯頑張りたいと思います。」

 

病院の希望は自分で動ける子、自分で質問できる子です。

4日間、頑張ろうね。

 

突然ですが!

今、病院で暮らしてるわんこ・にゃんこ達をご紹介しまぁ~す★ヾ(^▽^)

 

 

 

この2月は私が代表をしている学校飼育動物支援組織「静岡がっこう獣医隊」として、各小学校の「ウサギふれあい教室」を3校で行う予定です。

静岡市の動物病院の先生達にも協力してもらい、子供達に動物飼育を通じて「命の大切さ」を飼育体験から感じてほしいと始めた獣医師会の活動です。

今日、日曜日は通常診療でしたが、診療の合間の時間を使って、更に活動を進める為の静岡市への要望書を作りました。

要望書の内容は

静岡市の公立小学校の年間事業の中に、年一回の獣医師による学校訪問指導を取り入れてください。

訪問指導の目的は次の4点です。

   1、「情を通じる飼育」が実現できるよう、指導、助言します。

   2、人と動物にとって、心地良い環境管理法を伝えます。

   3、学校が飼育のことで社会から非難されないよう支援します。

   4、動物の疾病時など、学校が困っていることに相談にのります。 

 

というものです。

これは、学校獣医師制度の実現に向けての新たな一歩だと思っています。 

ポスター.jpg

 

 

             この支援活動をすでに7年続けていますが、実は学校側の意識が大きく変わったとは言えません。まだ、動物飼育を明確に「心の教育」として捉えて指導している小学校は殆ど無いのです。

今年は、行政を何とか動かせないか?とプランを練っています。

実現できるか判りませんが、まずは動き出してみようと思っています。

 この活動の詳細は静岡市獣医師会HPに掲載されています。

 

有仁

 

 

ウサギ教室.jpg

ウサギの乳癌(獣医療)2009年01月31日15:43

症例・・・ドワーフ・ウサギ  メス  7歳4か月齢  チヒロ

主訴・・・2週間前に腹部の腫瘤に気が付く。徐々に大きくなってきた。よく舐めている。

血液検査・・・HCT 31・8% ↘(正常値35~50%)で軽度貧血、 その他の項目は正常範囲

暫定診断・・・乳腺腫瘍

治療・・・避妊手術も含めた腫瘍摘出術の必要性を説明したが、手術のリスクを飼い主がまだ受け入れられないとのことで、経過を見ることになった。

20日後、舐めることで腫瘍表面が破れ、出血するようになった。この時点で、乳腺腫瘍だけの切除を飼い主が了承した。

23日後の手術前の血液検査でHCT 19・3%と貧血が進行していて、出血量が見た目より多いことが考えられた。

 

症例・・・M・ダックス 1歳5か月齢 オス  ミュウ

主訴・・・昨日の朝から食欲、元気なし

     水を飲んでは吐いている

血液検査・・・ HCT 69・4%↗ 白血球数 29400↗ GPT123↗ BUN39↗ 他は正常範囲

レントゲン検査・・・腸内に卵型の石と思われる異物が確認された

 

昨年の9月、静岡市と獣医師会が主催する毎年の恒例行事「動物慰霊祭」で、長寿表彰された老猫

のどらみんちゃんが定期輸液治療に来院しました。どらみんちゃんは昭和63年生まれの21歳です。

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