静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

猫の前縦隔型リンパ腫2008年12月26日16:02

症例・・・日本猫  避妊済メス 3歳5か月

主訴・・・元気なく、呼吸が速いので、昨日、他院にて診察、

      肺、心臓に腫瘍があり、手遅れといわれた。セカンドオピニオン希望

レントゲン検査・・・前胸部に腫瘤あり、胸水貯留。

胸水検査・・・芽球を含む多数のリンパ球が見られる

FELV(+) FIV(-)

診断・・・前縦隔型リンパ腫

負傷バトの放鳥2008年12月26日12:18

当院には時々、犬や猫に咬まれたり、障害物にぶつかってケガをした野鳥が運び込まれます。

様々な野鳥が来ますが、ケガで一番多いのはキジバトです。

1週間ほど前にも、いつもバーニーズを診ているUさんが猫がハトを咥えてきたと病院に連れてきました。

私が開業した当時に比べ外飼の犬が少なくなり、当然のように犬の交通事故が減ったこともあり中型犬の骨折はかなり減少しました。それに逆行するようにチワワ、トイ・プードル、ポメラニアン、ヨーキーなどの小型犬が増え、ソファーから飛び降りて前肢を骨折するケースが多くなっています。2Kg以下の超小型犬が前腕骨を折ってしまうと、今まではここを整復する高品質のミニタイプのプレートとスクリューセットがなくて苦労しました。

最近、Y・メディカルが販売している「プレートスモールセット」を見つけ、購入しました。

夜の勉強会2008年12月25日11:39

毎月最終の水曜日、JBVP(日本臨床獣医学フォーラム)が主催する勉強会が島田で開かれるので、数年前から私を含め当院の獣医師が参加しています。

 

 

症例・・・日本猫、去勢オス、2歳7か月

主訴・・・昨夜からトイレに何度もいくが、排尿できない。 今日吐いた。

症状・・・膀胱拡張、圧迫排尿困難、血液検査によりBUN,Creの上昇

     エコー検査にて膀胱内に砂状結石を確認

診断・・・砂状結石による尿道閉塞

治療・・・イソフルレン麻酔下で膀胱穿刺にて排尿後、ペニスから尿道カテーテルを挿入し、

     水圧による閉塞プラグの除去を試みるも、プラグ除去できず。さらに超音波による

     プラグ破砕も試すが、除去困難。

  オーナーの了解を得て、同日、陰茎切断による会陰尿道造瘻術を実施した。

今日23日は祝日、病院は休診日です。すでに予定していた病院のフロアのワックス掛けと窓拭きを専門業者にお願いしました。

私は、一日かけて裏の畑のマルチシートの除去と、枯れた雑草の整理をしました。

保定ができたら一人前2008年12月22日22:12

 毎年春、専門学校を卒業した看護師一年生が当院にやってきます。覚えることが多すぎて、メモ帳片手に、先輩看護師の後ろをうろうろ。技術、知識はもちろんですが、何より大切なのは、動物たちの扱いに慣れることです。怖がらせずに不安感を和らげられるようになったら、一人前です。今年の新人二人組も、自分の緊張を隠して一生懸命動物たちを励ましています。来年は後輩ができます。いっぱい教えてあげられるようがんばれ!!舞ちゃん、美里ちゃん。

 

 症例 フェレット メス 7歳10か月

4歳時に横浜のAHにて脱毛と陰部腫大で左側副腎摘出手術、

引っ越しで昨年静岡に転居。当院へ来院。

最近、再び全体的に脱毛が目立つ。陰部もまた腫れてきた。

エコー検査にて9・0×9・1㎜に腫大した右副腎を確認

 

忘年会2008年12月22日19:15

pict-IMG_0468.jpg

20日(土)仕事終了後、スタッフみんなで忘年会をしました。

1次会は、焼き肉をお腹一杯食べました。

2次会はお決まりのカラオケへ。

1年の垢を全部落とす勢いで、みんなでカラオケを楽しみました。

一番、マイクを離さなかったのは院長かも。 pict-IMG_0481.jpg

セキセイインコ オス 13歳 Bw28・6g(BCS2)

3~4日前から足が痛そう。

止まり木から、下に降りてうずくまっている

 

診察の結果、両後肢の指の関節やその周囲に淡黄色の結節病変あり。

診断・・・・痛風

 

 

<<前のページへ 6768697071727374757677
ページトップ