当院には時々、犬や猫に咬まれたり、障害物にぶつかってケガをした野鳥が運び込まれます。
様々な野鳥が来ますが、ケガで一番多いのはキジバトです。
1週間ほど前にも、いつもバーニーズを診ているUさんが猫がハトを咥えてきたと病院に連れてきました。
背中に傷を受けていましたが、幸いにレントゲンを撮ってどこにも骨折はありませんでした。ただ、左翼が力がなく、筋肉を痛めたようです。
しばらく、入院して痛めた傷を休めることにしました。キジバトは適応力があるので、すぐに餌も食べますし、傷の手当てなども比較的容易です。日毎に力強くなり、昨日放鳥しました。
裏の階段から静かに飛ぶ時を待つと、すぐにはばたかせて、隣家の屋根まで舞い上がっていきました。当院には同様に放鳥したキジバト用に駐車場に餌場があります。谷津山にその棲みかを求めても良いし、駐車場の餌場で空腹を満たしてもいいでしょう。 有仁
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