症例 フェレット メス 7歳10か月

4歳時に横浜のAHにて脱毛と陰部腫大で左側副腎摘出手術、

引っ越しで昨年静岡に転居。当院へ来院。

最近、再び全体的に脱毛が目立つ。陰部もまた腫れてきた。

エコー検査にて9・0×9・1㎜に腫大した右副腎を確認

 

 

pict-DSCF0070.jpg

ホワイティ陰部.jpg

 

この右副腎の大きさは明らかに腫瘍性の副腎癌が疑われます。

すでに、左側は摘出しているので、右側は取り除けません。(右側摘出は難しい!!)

そこで、副腎疾患の内科治療薬であるリュープリン(GnRHアナログ)の投与を開始しています。

(副腎癌の場合、徐々に進行しますので、リュープリンの効果は一時的ないしコントロールしかできないこともあります。)

すでに7歳をすぎているので、内科治療を続けながら、おだやかにQOLが維持できればと考えています。 

ホワイティー.jpg