静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

7月2日来院。

主訴:夜から今朝にかけてマンション自宅4Fから落下した。

今朝、マンションの庭でうずくまっているところを発見、右前肢を跛行していた。

症例: 雑種猫 1歳1ヵ月 去勢オス BW5・9kg  メル

 

血液検査: 落下による全身打撲からと思われるGOT、GPT、CPKの高度上昇がみられた

        HCT,WBC、BUN,Cre、Gluは正常、出血なし。

レントゲン検査:

       右前肢前腕骨(橈骨、尺骨)の骨折

       他の骨格、内臓には著変は見られなかった。

 

「ハムスターの頭のできものが破れて、出血が止まらないんです。診てもらえますか?」

6月18日の日も沈み、仕事を終ろうとしていた矢先、電話が入りました。

初診の方でしたが、「頭の出血」=救急と判断し、すぐ来院するよう答えました。

来院したG・ハムスターの様子を見た瞬間、息をのみました。出血がかなりひどいのです。

犬の手作り食の本紹介2009年07月01日22:26

先日、友人の開業獣医師に、ホームメード食の本を勧められました。

今まで欧米で出版された訳本はあったのですが、

日本の食文化に当然のように馴染めないので、

日本での実用にはあまり向かないと感じていました。

今回勧められたのが

      「かんたん犬ごはん」 須崎恭彦著   女子栄養大学出版部

です。

症例1・・・フェレット メス 3歳 BW1kg  きさらぎ

主訴: 1ヶ月前に左後肢の踵部に血豆のようなできものができた。

     気にすることはない。  FNA: 肥満細胞が多量に確認された。

 

症例2・・・フェレット オス 1歳3か月 BW1.2kg  ルビコン

主訴: ワクチン接種時に左後肢の踵部に2mm径の腫瘤があるが、調べて欲しいとの希望あり。

     気にしていない。  FNA: 肥満細胞が散見された。

 

治療: 症例1は5月20日、症例2は6月12日に切除手術を実施しました。

5月27日付のプログ記事にセキセイインコのプーちゃんの骨折について掲載しました。

http://yamada-ah.com/blog/2009/05/post-159.html#more

 

プ―ちゃんのその後ですが、3日毎に検診に通院してくれました。

症例・・・J・ハムスター オス 1歳7か月 BW55g ココア

主訴・・・1ヶ月前から右側後肢付け根に腫瘤ができた。一度破れたが、

      その後再び腫れが大きくなってきた。

      再び破れ、出血もあるので、来院。

診断・・・外科的摘出が必要な皮膚腫瘍。

 

コメント: 外観的にも悪性の腫瘍が疑われ、出血もあることから早期の摘出を提示し、

      その日に手術をすることにしました。

 

症例・・・セキセイインコ 黄ハルクイン オス 2歳3か月齢 BW29g BCS2 サフラン

初診時主訴: 1~2ヶ月に1度吐く。 尾羽が生えず、片方の風切羽が伸びない。

         食欲あり。

レントゲン検査:

 

サフラン5.jpg

 

前胃の拡張所見

筋胃内のグリット量が多い(グリットインパクション?)

そ嚢内に食塊が満たされ、ガスの産生見られる

 

糞便検査: メガバクテリア(+) 細菌数の増加

 

診断: メガバクテリアによる前胃拡張症候群

    脱毛、乱毛については各ウイルスの遺伝子検査の結果を待つことにした。

 

症例・・・トイ・プードル 8歳8ヶ月齢 オス BW2.96kg レオ

主訴・・・昨夜、同居犬とふざけている時、飼い主が何気に払いのけた後、突然鳴いて右後足が着か   なくなる。

レオ1.jpg

 

経緯・・・ この症例は、友人である御殿場の獣医師の電話から始まりました。

レオと飼い主のKさんは静岡市在住ですが、知人であることもあり御殿場の動物病院へ毎月1回

トリミングに通っていたそうです。(ちょっとびっくり!!)

今回のアクシデントがあり、手術は静岡の方が良いという御殿場の主治医のアドバイスで、当院を紹介されてきたのです。

 

 

症例・・・アメリカン・ショート・ヘア  オス 5歳10か月 BW3.35kg  クッキー

プロフィール・・・3種混合ワクチン定期接種

          H21年2月 軟便が続くため治療

          H21年5月 軟便、血液検査にて肝臓酵素上昇(肝障害)を認めたため治療

主訴(5月30日)・・・3日前から食欲低下、食べると嘔吐する。

身体一般検査: BCS2.5  T38.4℃ 可視粘膜が淡黄色 

 

クッキー1.jpg

 

血液検査: HCT 42.0%、 WBC 11500 

        Glu 161、 T‐Cho169、 BUN10、Cre0.8、

        GOT1000<、GPT1000<、ALP280、 T‐Bil1.6、 TP7.1、Alb2.6

    FELV(-) FIV(-)

仮診断: 胆管疾患を伴う重度肝障害

 

治療: 入院にて継続点滴治療(強肝剤、抗生剤、ビタミン剤)

 合わせてエコー検査を実施 

桜花ちゃん

 

こんにちは♪赤ちゃん♪ヾ(^▽^)

 

この赤ちゃんは、この病院で獣医として働いてくれていた

野田先生の赤ちゃんです!

名前は「桜花(さやか)ちゃん」です★"

 

一緒に住んでるT・プードルのパズー君とセナ君の狂犬病ワクチンを打ちに来たのですが、桜花ちゃんも一緒に病院に来てくれました(●^з^)/

 

笑顔のショットが撮れなかったのが残念ですが(笑)

どうやらパパ似の桜花ちゃんです◎

またパズー君とセナ君と一緒に病院に元気な姿を見せに来てね♪♪

 

 

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