
4Fから落下し、前腕骨折した猫の手術例(獣医療) | 2009年07月04日22:58 |
7月2日来院。
主訴:夜から今朝にかけてマンション自宅4Fから落下した。
今朝、マンションの庭でうずくまっているところを発見、右前肢を跛行していた。
症例: 雑種猫 1歳1ヵ月 去勢オス BW5・9kg メル
血液検査: 落下による全身打撲からと思われるGOT、GPT、CPKの高度上昇がみられた
HCT,WBC、BUN,Cre、Gluは正常、出血なし。
レントゲン検査:
右前肢前腕骨(橈骨、尺骨)の骨折
他の骨格、内臓には著変は見られなかった。
危機一髪だったG・ハムスターの腫瘍出血(獣医療) | 2009年07月04日21:04 |
「ハムスターの頭のできものが破れて、出血が止まらないんです。診てもらえますか?」
6月18日の日も沈み、仕事を終ろうとしていた矢先、電話が入りました。
初診の方でしたが、「頭の出血」=救急と判断し、すぐ来院するよう答えました。
来院したG・ハムスターの様子を見た瞬間、息をのみました。出血がかなりひどいのです。
犬の手作り食の本紹介 | 2009年07月01日22:26 |
先日、友人の開業獣医師に、ホームメード食の本を勧められました。
今まで欧米で出版された訳本はあったのですが、
日本の食文化に当然のように馴染めないので、
日本での実用にはあまり向かないと感じていました。
今回勧められたのが
「かんたん犬ごはん」 須崎恭彦著 女子栄養大学出版部
です。
殆ど同じ部位に発生したフェレットの肥満細胞腫の2例(獣医療) | 2009年07月01日18:50 |
症例1・・・フェレット メス 3歳 BW1kg きさらぎ
主訴: 1ヶ月前に左後肢の踵部に血豆のようなできものができた。
気にすることはない。 FNA: 肥満細胞が多量に確認された。
症例2・・・フェレット オス 1歳3か月 BW1.2kg ルビコン
主訴: ワクチン接種時に左後肢の踵部に2mm径の腫瘤があるが、調べて欲しいとの希望あり。
気にしていない。 FNA: 肥満細胞が散見された。
治療: 症例1は5月20日、症例2は6月12日に切除手術を実施しました。
セキセイインコの後肢骨折のその後(獣医療) | 2009年06月28日11:03 |
5月27日付のプログ記事にセキセイインコのプーちゃんの骨折について掲載しました。
http://yamada-ah.com/blog/2009/05/post-159.html#more
プ―ちゃんのその後ですが、3日毎に検診に通院してくれました。
J・ハムスターの皮膚腫瘍の摘出(獣医療) | 2009年06月26日21:39 |
症例・・・J・ハムスター オス 1歳7か月 BW55g ココア
主訴・・・1ヶ月前から右側後肢付け根に腫瘤ができた。一度破れたが、
その後再び腫れが大きくなってきた。
再び破れ、出血もあるので、来院。
診断・・・外科的摘出が必要な皮膚腫瘍。
コメント: 外観的にも悪性の腫瘍が疑われ、出血もあることから早期の摘出を提示し、
その日に手術をすることにしました。
セキセイインコのPBFD(サーコウイルス感染症)(獣医療) | 2009年06月26日21:30 |
症例・・・セキセイインコ 黄ハルクイン オス 2歳3か月齢 BW29g BCS2 サフラン
初診時主訴: 1~2ヶ月に1度吐く。 尾羽が生えず、片方の風切羽が伸びない。
食欲あり。
レントゲン検査:
前胃の拡張所見
筋胃内のグリット量が多い(グリットインパクション?)
そ嚢内に食塊が満たされ、ガスの産生見られる
糞便検査: メガバクテリア(+) 細菌数の増加
診断: メガバクテリアによる前胃拡張症候群
脱毛、乱毛については各ウイルスの遺伝子検査の結果を待つことにした。
トイ・プードルの股関節脱臼(獣医療) | 2009年06月26日18:19 |
症例・・・トイ・プードル 8歳8ヶ月齢 オス BW2.96kg レオ
主訴・・・昨夜、同居犬とふざけている時、飼い主が何気に払いのけた後、突然鳴いて右後足が着か なくなる。
経緯・・・ この症例は、友人である御殿場の獣医師の電話から始まりました。
レオと飼い主のKさんは静岡市在住ですが、知人であることもあり御殿場の動物病院へ毎月1回
トリミングに通っていたそうです。(ちょっとびっくり!!)
今回のアクシデントがあり、手術は静岡の方が良いという御殿場の主治医のアドバイスで、当院を紹介されてきたのです。
猫の胆道閉塞が見られた膵臓癌(獣医療) | 2009年06月18日09:51 |
症例・・・アメリカン・ショート・ヘア オス 5歳10か月 BW3.35kg クッキー
プロフィール・・・3種混合ワクチン定期接種
H21年2月 軟便が続くため治療
H21年5月 軟便、血液検査にて肝臓酵素上昇(肝障害)を認めたため治療
主訴(5月30日)・・・3日前から食欲低下、食べると嘔吐する。
身体一般検査: BCS2.5 T38.4℃ 可視粘膜が淡黄色
血液検査: HCT 42.0%、 WBC 11500
Glu 161、 T‐Cho169、 BUN10、Cre0.8、
GOT1000<、GPT1000<、ALP280、 T‐Bil1.6、 TP7.1、Alb2.6
FELV(-) FIV(-)
仮診断: 胆管疾患を伴う重度肝障害
治療: 入院にて継続点滴治療(強肝剤、抗生剤、ビタミン剤)
合わせてエコー検査を実施
はじめまして☆桜花ちゃん! | 2009年06月15日18:10 |
こんにちは♪赤ちゃん♪ヾ(^▽^)
この赤ちゃんは、この病院で獣医として働いてくれていた
野田先生の赤ちゃんです!
名前は「桜花(さやか)ちゃん」です★"
一緒に住んでるT・プードルのパズー君とセナ君の狂犬病ワクチンを打ちに来たのですが、桜花ちゃんも一緒に病院に来てくれました(●^з^)/
笑顔のショットが撮れなかったのが残念ですが(笑)
どうやらパパ似の桜花ちゃんです◎
またパズー君とセナ君と一緒に病院に元気な姿を見せに来てね♪♪
