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トップページ > ペットの泉 > 第2回「鳥の”卵詰まり”の管理と予防」


 鳥の『卵詰まり』は、「卵秘」、「卵塞」とも言われ、輸卵管の中の卵が作られる過程で、いろいろな原因から産卵がうまく出来ず、卵で他の内臓が圧迫され、苦しくなります。
時には、強い力みのために輸卵管脱をおこして、袋状のものがお尻にぶら下がってしまいます。この状態になるとかなり危険で、数日以内に落鳥します。

=予防=
  過度の発情・産卵を抑制します。(発情誘因の除去)特に寒期。


巣・巣箱を取り出して、止まり木だけにします。また遊び道具や飼育器材は出来るだけ取り除きます。
餌入れは小さなものに変えて、座り込ませないようにします。
籠の底に新聞紙などを敷かないこと。
部屋から出した時、狭い隙間に入らせないで下さい。
環境・生活リズムを一定にさせ、むやみに温度・湿度を変えないで下さい。
日没就寝の習慣をつけ、夜更かしはやめましょう。
鳥をかまいすぎたり、撫でたりしないでください。
体重を計る習慣をつけ、体重増加を抑えるため、餌の量を調節しましょう。
混合飼料の中のカナリーシードを取り除くのも方法です。
(混合飼料は、ヒエ・アワ・キビ・カナリーシードが、3:4:2:1で、配合されています。)

=日常の管理=
新鮮な菜っ葉類(小松菜・パセリ・チンゲン菜・白菜・レタス・キャベツなど)を充分に与えて下さい。
ボレー粉(カキの貝殻)を切らさず与えます。(@、Aともカルシウムの補給目的です。)
一度ヒナが育ったら、2ヶ月位巣箱を取り出して、親鳥を休憩させましょう。

=産卵してしまったら=
産卵してしまったら、卵を取り出さないようにします。
産卵のつど卵を取り出すと、ダラダラといつまでも産み足してしまいます。
最後の卵を産み終えたら、10日程温めさせ、卵を一度に取り出して下さい。

 予防を行っても、必要以上に産卵をする場合は、体力の消耗が問題になってきます。
普段から、体重、食欲の有無、排泄のし方、腹部の大きさ、行動上の変化をよく観察し、少しでも気になる場合は、早めに診察を受けましょう。

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