病院ものがたり 病院理念 診療科目 施設紹介 院長プロフィール
スタッフ紹介 ペット知識の泉 今月の写真館 リクルート LINKS
トップページ > ペット知識の泉 > 第2回「愛犬の痴呆(ボケ)を知っておきましょう!−認知障害症候群−」


最初はイヌも人間と同様に高齢化が進んでいます。その当然の結果として老犬の異常な行動を訴える飼主が多くなりました。特に飼主を悩ませるのが、夜中から明け方にかけて意味もなく鳴き声をあげ、その制止が困難になる行動です。これがイヌの痴呆です。

イヌの痴呆とは
老化によって、脳神経細胞の活動が衰え、知性、感情、運動をコントロールする自律神経の機能が低下するために起こるものです。早ければ12〜13歳から始まり、20歳以上になってもボケないイヌもいます。柴犬などの日本犬は起こりやすい犬種です。

痴呆になるとどんな症状?
痴呆の症状は多くのケースで徐々に起こり、だんだん進行していきます。しかし高齢犬で何らかの病気が悪化し、そして回復した後で急に症状が出現することもあります。そして痴呆の症状が出現しても、数年も生存することがあります。

夜中に意味もなく、単調な声で鳴き出し、止めても鳴き止まない。
歩行は前にのみトボトボ歩き、円を描くように歩く。(旋回運動)
狭い所に入りたがり、自分で後退できないで鳴く。
飼主も、自分の名前もわからなくなり、何事にも無反応。
よく寝て、良く食べて、下痢もしないのに、痩せてくる。

早期発見が鍵です
イヌにおいて認知機能の低下を見つけることは簡単ではありません。行動の変化は、それを知るための重要な手がかりとなります。しかし、行動の変化の徴候は、「年をとったから仕方がない」とみなされて、治療されないで放置されるケースもすくなくないのです。初期段階で行動変化のサインを見つけることができれば、加齢に伴う脳の変化と行動の異常をコントロールでき、進行を遅らせて飼主とペットの絆をより長く保つことが可能になります。
痴呆の予防には、ω-3不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸、またビタミンE、ビタミンCなどの抗酸化成分が効果があることが知られています。犬用b/dは、これらの成分の含有を増量し、認知障害の進行を遅らせる特別療法食です。


Q: あなたの愛犬に、こんな行動変化は見られませんか?
次の項目をチェックしてみてください。

見当識障害
自分の家の近所でも迷うことがある。
親しい人や日頃の生活パターンが分からなくなる。
機敏さや警戒心が低下し、無目的な動きをする。
壁や宙をじっと見つめていることがある。

相互反応の変化
家族を喜んで迎えなくなる。
撫でたり抱き上げたりしても喜ばない。
飼主の関心をひこうとしなくなった。
家族や他の犬と遊ぶ時間が減った。
言葉で合図しても応えない。

睡眠あるいは行動の変化
昼寝が増えたり、夜間眠らなくなる。
夜間に家の中を徘徊する。
夜間に意味もなく吠える。

家族でのしつけを忘れる
散歩に行くことをせがまなくなる。
室内での「粗相」の頻度が高くなる。
排尿・排便のコントロールができなくなる。 

山田どうぶつ病院
〒420-0816 静岡県葵区沓谷3-7-3(新北街道沿)
TEL.054-246-5311 FAX.054-246-5331
Copyright 山田どうぶつ病院