静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

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うさぎの症例の最近のブログ記事

今日の昼休み、西奈小学校を訪問し、「静岡がっこう獣医隊」の「ウサギふれあい教室」を開催してきました。

まずは、日本平動物園へ子ウサギを5羽借りに行きました。

ウサギの乳癌(獣医療)2009年01月31日15:43

症例・・・ドワーフ・ウサギ  メス  7歳4か月齢  チヒロ

主訴・・・2週間前に腹部の腫瘤に気が付く。徐々に大きくなってきた。よく舐めている。

血液検査・・・HCT 31・8% ↘(正常値35~50%)で軽度貧血、 その他の項目は正常範囲

暫定診断・・・乳腺腫瘍

治療・・・避妊手術も含めた腫瘍摘出術の必要性を説明したが、手術のリスクを飼い主がまだ受け入れられないとのことで、経過を見ることになった。

20日後、舐めることで腫瘍表面が破れ、出血するようになった。この時点で、乳腺腫瘍だけの切除を飼い主が了承した。

23日後の手術前の血液検査でHCT 19・3%と貧血が進行していて、出血量が見た目より多いことが考えられた。

 

症例・・・ウサギ(ドワーフ) メス 3歳8か月  ウー

pict-DSCF0159.jpg

 

プロフィール・・・W幼稚園で飼育

          2歳時に子宮内膜症・・・子宮卵巣摘出術

          2歳3か月時・・・急性食滞症状で入院

症状・・・昨日まで変わりなく、食欲元気著変なし。

     今朝から食欲なく、いつものように動かない。排便がない。

 

ウサギのポッキー2009年01月06日21:58

昨日、ポッキーが診察に来院しました。

ポッキーは6歳8か月 メスのウサギです。

臼歯の不正咬合で歯根炎があり、その合併症の流涙症の為、目頭中心に皮膚炎を起こし

通院しています。

ポッキーは私が学校飼育動物支援のきっかけになったウサギです。

ウサギの手術が続きます2008年12月10日18:01

当院はウサギの診療が多いのですが、この1週間はウサギの手術が続きました。

8歳のメスのチヒロちゃん、乳腺に腫瘤ができたと1か月前に来院、乳腺腫瘍だったので、摘出を奨めたのですが、飼い主のOさん決心がつきません。のびのびになるうちに腫瘤がはぜて出血してしまいました。驚いて再来院。すでに貧血も起こっていて、手術のリスクも高まってしまい、おろおろです。

でも、やるしかない、Oさんも腹をくくってGOサインです。手術は無事に終わり、病理結果は乳癌でした。チヒロちゃんは麻酔から覚めるとOさんの心配をよそにすぐに野菜を食べ始めました。

昨日は8カ月齢のメスのベルちゃんの避妊手術です。犬、猫と違って、ウサギはかなり気を使います。高いストレスを感じると血圧が下がってしまうことがあるのです。もちろん問題なく終わったのですが、手術室はいつもより緊張感が流れていました。      有仁

ウッサーの手術2008年12月05日18:00

昨日は、ウサギの手術がありました。

ウサギの手術って、大変です。

普段、ウサギは仰向けにあることはあまりないですよね。手術の時はお腹を上に向ける事が多いのです。この時、あごのお肉が重くのしかかり、呼吸の妨げになります。どうするかと言いますと、手で持ち上げます。手術が終わるまで、ひたすら。

手術が終わる頃には右手が痛くなります。

でも、手術後にお野菜をモッキュモッキュと食べてくれる姿を見ると、ほっとして、疲れなんか吹っ飛んじゃいますけどね。

早く、おうちに帰れるといいね。

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