うさぎの症例の最近のブログ記事
ウサギの下顎膿瘍摘出手術―(獣医療) | 2011年05月06日16:18 |
1歳と若いにも拘らず、不正咬合があるウサギが
下顎がぽっこり晴れてきたという主訴で来院しました。
症例: ウサギ(ロップイヤー) メス 1歳 BW2.35kg キチ
診察すると、右下顎臼歯の歯根から発生した膿瘍でした。
下顎骨膜に固着していますが、可動性があり、膿瘍毎摘出できそうです。
ウサギの子宮蓄膿症―(獣医療) | 2011年05月06日15:41 |
昨日、座っていた場所に出血の跡があったという主訴で
メスのウサギが来院しました。
症例: ウサギ(ライオンドワーフ) メス 3歳5ヶ月齢 BW 1.3kg デイジー
触診すると、腹部に柔軟性のある腫瘤臓器が触知されました。
そこで、レントゲンとエコーで確認をしました。
うさぎふれあい教室-番町小学校 | 2011年03月01日17:30 |
2月23日(水)の良く晴れた午後、
今年も番町小学校の依頼を受けて、
「静岡がっこう獣医隊」による、うさぎふれあい教室を開催しました。
番町小学校は、数年前に新しく建てられた小学校で、
木の香りが一杯のとてもきれいな小学校でした。
ウサギの眼窩膿瘍の治療-(獣医療) | 2011年01月27日17:11 |
症例: ドワーフウサギ 6歳 オス BW2.2kg レオン
主訴: 2ヶ月前から左眼からの涙が多く、少し充血している。
診察すると、左眼がやや突出しています。
眼脂、流涙、結膜充血も見られました。
このようなケースの場合、単純な結膜炎(乾草の粉、ほこり等の刺激や細菌感染)ばかりでなく
歯科疾患(歯根の細菌感染)、呼吸器疾患、他の眼科疾患から二次的に生じる場合もあります。
そこで、頭部のレントゲンを撮りました。
予後が違ったウサギの黒色の皮膚腫瘍ー(獣医療) | 2011年01月27日09:44 |
皮膚に黒色の腫瘍が発生した2羽のウサギの治療を経験しました。
同じ様な形態の腫瘍でしたが、この2羽の予後が大きく違いました。
症例1: ロップイヤー(白黒) 避妊メス 7歳 BW2.25kg トロ
主訴・・・3ヶ月前に耳の先端に黒い腫瘤ができた。 徐々に大きくなってきた。
本人は気にしていない。
症例2: ネザーランドドワーフ(グレー) オス 8歳8カ月 BW1.6kg ブー
主訴・・・1ヶ月前に右肩に黒い腫瘤ができた。徐々に大きくなってきた。
症例1、症例2とも相談の結果、切除手術を行いました。
うさぎ年にちなんで、「うさぎの診療室」のページを作りました。 | 2010年12月27日15:39 |
来年は、うさぎ年ですね。
そこで、多くのうさぎ飼いの皆様にご利用していただけるよう、うさぎの情報をたくさん盛り込んだ
「うさぎの診療室」というページを開設しました。
過去の当院のうさぎの診療症例も掲載し、今後も増やしていく予定です。
一度、覗いてみてください。
ウサギの膀胱結石摘出手術‐獣医療 | 2010年11月05日11:08 |
症例: ロップイヤー メス 3歳6カ月齢 BW3.2kg ウサコ
少し前から、肛門と生殖器周囲が汚れ、
炎症が起こっているという主訴で、初診のロップイヤー、ウサコちゃんが
来院しました。
このような場合、慢性の下痢や尿漏れが疑われ、
盲腸機能低下や膀胱炎等の泌尿器疾患が考えられます。
そこで、レントゲン撮影を行いました。
ウサギの子宮疾患2例-獣医療 | 2010年10月23日15:33 |
当院では、ウサギの診療数が年々増加し、
ウサギを診ない日はまずないような状況になっています。
その中で、最近の症例での子宮疾患の2例を紹介します。
症例1: ロップイヤー メス 6歳8カ月齢 BW1.7kg チャッピー
症例2: ドワーフ メス 3歳 BW1.25kg エコ
横内小学校で「うさぎふれあい教室」開催 | 2010年10月23日10:51 |
横内小学校では、初めての「ウサギふれあい教室」を開催することになりました。
これは、私の高校時代の同級生で、小学校の先生をしているS教諭が、
横内小学校に赴任してきて1年生の担当になったのですが、
動物とのふれあいが少なくなっている最近の子供達に、
動物を身近に感じてほしいとのことで、私に依頼があったものです。
横内小学校のHPに掲載されました。
http://www.yokouti-e.shizuoka.ednet.jp/aspsrv/asp_news/news.asp?DATE=20100924&ID=201&ct=&nid=2
ウサギの腹腔内腫瘍に腹水が合併した外科手術例-(獣医療) | 2010年04月07日10:33 |
軟便を主訴にウサギが来院しました。
食欲、元気はあるとのことでしたが、身体一般検査で腹部膨満と
腹腔内に腫瘤が認められました。
症例: ウサギ(ロップイヤー) メス 5歳 BW2.6kg プリン