静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

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獣医療の最近のブログ記事

症例・・・M・ダックス  オス  8ヶ月齢  BW4.7kg  クッキー

主訴・・・今日、家の階段を降りる途中に一段踏み外して転んだあと、左前肢を着地しない。

     手先を触ると痛がる。

 

8月6日の夕方、かかりつけが今日休診ということで、M・ダックスのクッキーが来院しました。

 

若いM・ダックスが階段から落ちた直後、前足を痛がり着地できなくなった場合、

考えられることは、前腕骨骨折、肩あるいは肘の脱臼、捻挫(靭帯損傷)などです。

肩から触診しながら、左前肢の痛みの部位の確認を下方にずらしていきました。

すると、中手骨(手の甲)のすぐ遠位が盛り上がり、そこを触ると痛がります。

「指の脱臼かもしれない!?」

直感的に感じて、レントゲン検査を行いました。

 

 

 

昨年の9月から約1年にわたり慢性の嘔吐を繰り返していたM・ダックスが、7月31日に体重減少を伴う嘔吐を主訴に再来院しました。

症例: M・ダックス 2歳3か月齢 メス BW3.55kg  BCS2 ビビ

 

プロフィール: H20.9月 1週間前から時々嘔吐、食欲元気あり、 BW4.02kg

         血液検査:正常範囲  レントゲン検査: 胃腸内のガス量やや増加

         診断: 胃腸炎

         治療: 輸液、制吐剤、内服(整腸剤、胃腸粘膜保護剤)

              療法食 i/d

    その後、治療により症状が改善されたが、週に1~2回、あるいは月に2~3回の頻度で

     嘔吐が繰り返されていた。

     飼い主Yさんに異物摂取の可能性を尋ねたが、「あり得ない」と主張されるので、

     造影検査は実施していなかった。

 

現症: 血液検査で黄疸、エコー検査で胆嚢腫大が見られました。

紹介で,Uさんの飼い犬ジョーくんが初診で来院しました。

ジョーくんの左頬には、クルミ位の大きさの腫瘤ができています。

この腫瘤は半年前からでき始めていて、徐々に大きくなってきましたが

気性が荒く、確認しようとすると咬みつきにきて、触らせなかったようです。

 

症例: 日本犬雑種 11歳  オス  BW15.3kg   ジョー

現症: 左側頬部に胡桃大の腫瘤あり。  一般状態は良好

 

この後の切除手術に進むにあたり、血液検査が必要ですが、

問題点はジョーの気性の荒さです。身体を触ろうとすると咬みつきに来ます。

飼い主のUさんもお手上げです。

そこで、ジョーを診察台に挙げる時、

首輪に付けたリードを短めに持ち一瞬で持ち上げ、

同時に首に腕を回して頭部をしっかりロックしてしまいました。

(このテクニックは看護師の経験と勇気が不可欠です。)

そして、暴れるジョーから手際よく採血をしました。

血液検査:全項目で正常範囲

そこでUさんと相談し、1週間後に切除手術を予定しました。

  

 

犬のT細胞性皮膚型リンパ腫(菌状息肉腫)の症例を現在治療中ですので、報告します。

 

症例: 雑種犬 13歳 オス BW27kg  ゴン太

プロフィール: ゴン太は10歳までは、狂犬病注射、フィラリア予防で来院するだけで、

         病気をすることもなく、健康でした。

         H19年5月・・・耳血腫手術、 BW37kgで肥満・・・・減量を指示

         H21年1月・・・1ヶ月前から眼周囲、外耳道、口唇部、肢端、背中、肛門周囲など全身

                に膿皮性皮膚炎が発症、 真菌培養(+)、アカラス(‐)

                スタンプ検査: 炎症細胞、桿菌多数

            診断: 細菌感染、真菌感染を伴ったアトピー性皮膚炎?

            治療: 抗生物質、抗真菌剤,薬浴治療で軽減する

          * 治療をストップすると軽減、増悪を繰り返す。

         H21年6月・・・同症状が続き、難治性免疫介在性皮膚疾患、皮膚型リンパ腫を疑い、

             頸部にできた結節様皮膚病変のFNAを実施しました。

            

       

モルモットの乳癌を2回に分けて摘出した症例をご紹介します。

症例:モルモット(イングリッシュ) 4歳8ヶ月齢 メス BW1007g  パンタ

主訴: 数か月前から発生した足の付け根の腫瘤が大きくなってきた。

身体一般検査: 食欲元気あり。 一般状態良好。

          触診により、左右の乳腺内に大豆大の硬結した腫瘤と

          乳管内の乳汁貯留が確認された。

診断: 乳腺腫瘍

    良性か悪性かの判断は組織診断が必要なため、オーナーの希望により左右の乳腺内腫瘤の 摘出手術を2回に分けて実施した。

経緯はこうです。

7月5日(日)に陰部から出血しているので、診て欲しいと猫が連れて来られました。

仕事場である事務所で面倒を見ている迷子猫で、今年の3月から飼育していました。

外出は自由です。最近、お腹が大きくなってきたので、妊娠を疑っていました。

 

症例: 日本猫 メス 年齢不詳(2~4歳?) BW3.12kg  もも

主訴: 昨日まではお腹が大きい以外には変わりがなかった。

    今朝早く、陰部の周囲、後足などが血で汚れ、陰部から血がポタポタと垂れていた。

7月2日来院。

主訴:夜から今朝にかけてマンション自宅4Fから落下した。

今朝、マンションの庭でうずくまっているところを発見、右前肢を跛行していた。

症例: 雑種猫 1歳1ヵ月 去勢オス BW5・9kg  メル

 

血液検査: 落下による全身打撲からと思われるGOT、GPT、CPKの高度上昇がみられた

        HCT,WBC、BUN,Cre、Gluは正常、出血なし。

レントゲン検査:

       右前肢前腕骨(橈骨、尺骨)の骨折

       他の骨格、内臓には著変は見られなかった。

 

「ハムスターの頭のできものが破れて、出血が止まらないんです。診てもらえますか?」

6月18日の日も沈み、仕事を終ろうとしていた矢先、電話が入りました。

初診の方でしたが、「頭の出血」=救急と判断し、すぐ来院するよう答えました。

来院したG・ハムスターの様子を見た瞬間、息をのみました。出血がかなりひどいのです。

症例1・・・フェレット メス 3歳 BW1kg  きさらぎ

主訴: 1ヶ月前に左後肢の踵部に血豆のようなできものができた。

     気にすることはない。  FNA: 肥満細胞が多量に確認された。

 

症例2・・・フェレット オス 1歳3か月 BW1.2kg  ルビコン

主訴: ワクチン接種時に左後肢の踵部に2mm径の腫瘤があるが、調べて欲しいとの希望あり。

     気にしていない。  FNA: 肥満細胞が散見された。

 

治療: 症例1は5月20日、症例2は6月12日に切除手術を実施しました。

5月27日付のプログ記事にセキセイインコのプーちゃんの骨折について掲載しました。

http://yamada-ah.com/blog/2009/05/post-159.html#more

 

プ―ちゃんのその後ですが、3日毎に検診に通院してくれました。

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