2012年5月23日の記事
高齢シェパードの尿道移行上皮癌での緩和治療-獣医療 | 2012年05月23日17:33 |
症例: G・シェパード メス H9年10月生まれ 14歳7カ月 BW30kg ドリー
既往歴: 平滑筋腫を伴う子宮内膜過形成・・・子宮両卵巣摘出 13歳時
変性性脊椎症
変形性股関節疾患
慢性外耳炎
主訴: 最近、排尿姿勢をする回数が多いけれど、排尿量が少ない。
尿漏れもある。食欲低下。
初期治療として、脊椎症があるので神経性の尿失禁を疑い、ベサコリン(副交感神経亢進剤)の
短期間投与をしたところ、更に尿量が減ってきたので、
物理的な排尿障害の可能性を考え、レントゲン検査、血液検査、尿道カテーテルによる導尿、
を実施しました。
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