2月23日(水)の良く晴れた午後、
今年も番町小学校の依頼を受けて、
「静岡がっこう獣医隊」による、うさぎふれあい教室を開催しました。
番町小学校は、数年前に新しく建てられた小学校で、
木の香りが一杯のとてもきれいな小学校でした。
長い廊下の先にあるプレイルームが会場でした。
明るくて、隣の教室もオープンになっていて、広々としたスペースの中での
開催となりました。
対象となる学年は2年生で、
街中の小学校なので、全学年で66名、
2クラスです。
司会をしているのは私ですが、
8人の獣医師と5人の看護師が参加してくれました。
まず、最初の5分間、DVDでウサギの身体の特徴を
全員に見てもらいました。
街中で暮らしている子供達は
聞いてみると、動物の飼育率は高くありません。
特に犬や猫を飼っている家庭は
郊外に比べると少ないようです。
ウサギに触れあうこうした機会も
子供たちにとって、
貴重な体験となるようです。
班に分かれた後、
フリップを使って各先生が
子供達の目線でウサギの話をします。
この班では、
子供達が聴診器で自分の
心音を聞いていました。
ウサギの心音と、
僕達の心音、どう違うんだろう?
温かいウサギの身体に触れながら
みんなで、 ハイ、ポーズ!!
これは、スピーカーのついた心音計です。
聴診器で、心音がよく聞き取れなかった子供達も
スピーカーから流れてくる
ウサギのチェリーの心音にびっくりしていました。
最後は、
いつものように
紙芝居を見てもらいました。
「ひっかきうさぎ」という話ですが
誤解された一人ぼっちのちゃーが
獣医の先生のおかげで
また元気を取り戻す話です。
みんな、ウサギの気持ちになれるかな?
また、来ることを約束して授業は終了し
子供達と別れましたが、
帰りの玄関に設置された大型の液晶画面で
ウサギ教室の様子が写真でもう写されていました。
小学校もどんどんハイテク化していることに
驚きました。
この4月から、飼育当番になる子供達が
今日のようにやさしい気持ちで、
ウサギ達の世話をしてくれることを
期待しています。
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