静岡県静岡市の動物病院、山田どうぶつ病院のブログ

山田どうぶつ病院 Blog: 2010年10月アーカイブ

2010年10月の記事

お礼状2010年10月23日17:02

動物病院の獣医療の仕事をしている中で一番嬉しいことは、

当然のことですが、動物達の病気が治っていくことです。

病気の原因を突き止めて、物言わない動物の苦痛や不安を取り除けた時程

やりがいと幸せを感じることはありません。

 

でも、命あるもの、必ず旅立つ時が来ます。

旅立ち方は様々ですが、医療に携わる私達はその死に直面することが

少なくありませんし、例外なく心は落ち込みます。

飼主の方の悲しみと落胆はいかばかりと

何とお慰みしていいのかお悔やみの言葉も見つからず

折れそうな心に耐えることもしばしばです。

失礼が無ければ、弔問状をお出しするのですが、

その後、ご丁寧にお礼状をいただくことがあります。

 

体重が100gに満たない小鳥や、ハムスターであっても命の重さに

変わりはありません。

最近、いただいた嬉しくもあり、心癒されたお礼状をご紹介します。

 

 

当院では、ウサギの診療数が年々増加し、

ウサギを診ない日はまずないような状況になっています。

その中で、最近の症例での子宮疾患の2例を紹介します。

 

症例1: ロップイヤー  メス  6歳8カ月齢  BW1.7kg  チャッピー

 

症例2: ドワーフ  メス  3歳   BW1.25kg  エコ

横内小学校では、初めての「ウサギふれあい教室」を開催することになりました。

これは、私の高校時代の同級生で、小学校の先生をしているS教諭が、

横内小学校に赴任してきて1年生の担当になったのですが、

動物とのふれあいが少なくなっている最近の子供達に、

動物を身近に感じてほしいとのことで、私に依頼があったものです。

 

横内小学校のHPに掲載されました。

http://www.yokouti-e.shizuoka.ednet.jp/aspsrv/asp_news/news.asp?DATE=20100924&ID=201&ct=&nid=2

 

今月の写真館2010.8.23掲載のタラですが、縁あって、病院で暮らすことになりました。

タラの名前の由来ですが、人に抱かれると、力が抜けてたら~と人任せになるので

この名前がつきました。

 

そんなタラがひだまり倶楽部の「ふれあい活動」にいつものメンバーと共に

初めて参加しました。

今回は介護施設の「こみに」への訪問です。

「犬に玉ねぎやネギを食べさせてはいけないよ!」

は、多くの犬好きの人達には知られていることです。

これは、生であっても調理した中に入っていても、相当量の玉ねぎを口にしてしまえば

中毒を起こす可能性が高くなります。

 

玉ねぎに含まれる「アリルプロピルジスルフィド」が

酸化によるハインツ小体貧血(赤血球を溶血させる)を引き起こす物質として働くのです。

 

最近の当院での症例をご紹介しましょう。

 

 

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