数日前に、台風の影響で断続的にまとまった雨が降りましたが、

15日は朝から厳しい暑さが戻りました。

 

午前中の診療のかたずけと整理を終えて

2：00前に家を出て、女房と二人で

県立美術館で開催している

「トリノ・エジプト展」に出かけました。

 

 

猛暑にもかかわらず、お盆の最終日でもあることから

すごい人出でした。

会場の入り口付近から、混み合っていて

ゆっくり見る雰囲気ではありませんでしたが

エジプト文明の遺産のすごさを

垣間見ることはできました。

 

数千年前の遺産の数々が

鮮やかな色を消すことなく、

また木製にもかかわらず、痛むことなく

当時の原型をとどめている保存状態の

素晴らしさに驚愕しました。

保存技術もさることながら

乾燥した気候風土も劣化を防ぐ大きな役割を

担ったのでしょう。

 

写真のカタログ図鑑を購入して、

充分観賞できなかった内容を、ゆっくり家で堪能することにしました。

 

 

美術館を後にして

一旦家に帰り、車を置いて

バスで、鷹匠に向かいました。

「フォークテラス海風」のフォークライブを見るためで

予約をしていました。（20人限定）

初めて行くのですが、楽しみにしていました。

 

 

水落交番の交差点を

相生町方面に曲がった２軒目の

２階にあります。

 

席数はぎりぎり２０席程の

アットホーム的な喫茶店でした。

ライブステージコーナーがあり、

すでに10人程のお客さんが入っていました。

 

 

アイスティー二つと

アイスクリームを頼んで

身体を冷やしているとまもなく

4：10分頃からライブが始まりました。

 今日のライブ演奏は　

「海風」（森下よしひさ＆杉本あきら）という

二人のレギュラーメンバーです。（森下さんがこの店の

オーナーのようです。）

かぐや姫や風のカバー曲を歌ってくれました。

「22才の別れ」でスタートし、「置き手紙」　　「妹よ」

「僕の胸でおやすみ」など、

おなじみの曲を2時間弱にわたり、

きれいな澄んだ声で

十数曲歌ってくれました。

 

ただ、ちょっと残念な事がありました。

懐かしいフォークを思い出と共に

女房とじっくり聞くのを楽しみたいと参加したのですが

この日はお盆のこともあり、

多くのお客さんがどうも同級生とその知人だったようで

親しさからか、一人の同級生仲間が

演奏中も大きな声で談笑を続けるので

バラード曲を静かに聞きたい人にとっては

とても迷惑でした。

貸切の同窓会のライブならいざ知らず

一般客もいるのですから、

公開ライブである以上、わきまえて欲しいマナーだと思います。

たまたま、この日だけだったと、思いたいですよね。

 

6：00にライブが終わり、

「海風」の店を出て、徒歩で今日のディナーを予約した

葵タワーへと向かいました。

25Fにあるフランス料理のスカイレストラン「ヴォーシェル」です。

 

地上110メートルからの眺望は圧巻でした。

静岡市がパノラマで一望でき、駿河湾は水平線が伸びています。

窓側をチャージしておいたので、眺望を楽しみながらの

食事ができました。

 

 

静岡の夜景です。

窓からはセンチュリーホテルが小さなビルに見えました。

 

 

 

比較的年配の人達が多かったようでした。

安くはないディナーですから、

若い人が気軽に・・・とはいかないかもしれません。

 

 

 

 

私達は9000円のディナーコース料理で

お願いしました。

席につくと、待たせることなく、

オードブルが運ばれてきました。

ドングリだけ与えられたイベリコ豚の燻製と

野菜の盛り合わせでした。

 

パンとバター、スペイン産の・・・オイル、

冷製スープ、

写真は魚料理です。

 

 

 

メインディッシュは

国産牛のステーキでした。

やわらかくてとても美味しかったです。

 

この後もデザートのスイーツが出て

コーヒーでしめて

お腹は一杯、十分満足でした。 

 

 

 

ボーシェルのフロントです。

ちょっと散財してしまいましたが、

半日でも、

良い美術品を見て

良い音楽を聴いて

美味しい食事をして

良い骨休めになりました。

 

明日から

また、忙しい毎日がしばらく続きます。

頑張るぞ。　　　　　有仁