2010年8月 3日の記事
人獣共通感染症カプノサイトファーガーについて | 2010年08月03日10:45 |
今年(2010年)になってから、人獣共通感染症の新顔の
カプノサイトファーガー感染症が注目を集め始めました。
この病原菌は、犬、猫の口腔内常在菌の1つであり、この菌をもつ割合は犬で74%、猫で57%です。
咬まれたり、引っ掻かれたりした傷から感染しますが、
非常に稀なケースで、局所の炎症や、全身性の発熱、敗血症を引き起こすことがあります。
(オランダの疫学調査では感染した場合の発症率は100万人に0・7人、デンマークでは0・6人です。)
この感染症について、8月10日の「たけしのみんなの家庭の医学」で放送される予定です。
放送の内容は判りませんが、危険を煽るような内容であれば、
心配なのは風評被害なのです。
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