猫に咥えられ、助けられたキジバトのヒナを
当院で育ててきましたが、
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3月の末に無事放鳥しました。
すっかり人から餌を求めるようになっていたキジバトも
自分から置き餌を食べるようになって随分経ちました。
すっかり成鳥の体型になり、飛翔の為の翼も成長しました。
もう、放鳥の時期です。
天気の良い3月の末、
いつもの日光浴をしている2階のベランダで、
ケージの入り口を開けました。
しばらくは、ケージの中から出ようとはしませんでしたが、
30分程経って覗いたら
もうその姿はありませんでした。
病院の裏は神社や谷津山があります。
病院の駐車場にはいつもキジバトの為に餌を置いています。
餌には困らないと思います。
野鳥はいつか一羽で生きていく厳しいハードルを
乗り越えなければなりません。
この病院から巣立ったキジバトの数羽はこの餌場に食事に来ます。
その仲間に入れてもらえることを願うばかりです。
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