快晴に恵まれた1月2日、家内と二人で岡部と丸子の城址歩きに出かけました。
一つは岡部、玉露の里のそばの朝比奈城址、一つは丸子城址です。
この日は全国的には日本海側中心に大雪だったのですが、静岡は快晴、風もほとんどなく
歩くのは絶好でした。
玉露の里のすぐ横の道が朝比奈城址のハイキングコースの登り口です。
萬年寺の石塔が目印です。
気持ちよいウォーキングになりそうです。
登り始めて100m程の所に「万年寺のカヤ」がそびえ立っていました。
昭和53年に県の天然記念物に指定された巨木です。
樹齢は不明のようですが何百年も経っているんでしょうね。
http://www.hitozato-kyoboku.com/mannenji-kaya.html
20分程で本丸跡に到着です。
戦国時代初期の武田氏に従属していた朝比奈氏の本城です。
http://www.oumi-castle.net/takoku/sizuoka/asahina/asahinajyou.htm
たわいのない山ですが、戦国の世にここにも戦いの歴史と人々の悲哀があって、
ロマンを感じるのは私だけでしょうか?
尾根道を歩くと、眺望の良いところから岡部町新舟の山里が見えました。
こんな風景を見るとほっとしますね。
山を下りて、玉露の里に戻る途中です。
のどかな風景でしょう。
ここでも静かな正月を迎えています。
玉露の里で昼食をすませ(かつ丼を食べました。量が多くお腹が一杯になりました。)、
午後は、丸子へ。
麓の誓願寺に立ち寄りました。ここは、裏の池がモリアオガエルの産卵地で有名ですが、
もう一つは徳川家康が豊臣家に言掛りをつけた有名な「方広寺鐘銘事件」で、
その交渉役になった片桐且元が交渉時に滞在したお寺として知られています。
http://www11.ocn.ne.jp/~mariko/a6.html
本堂の裏手にある且元夫婦のお墓に手を合わせてきました。
誓願寺の入り口の向えに丸子城址の登り口があります。
丸子城址はかなり整備されていて、急登の登り口には写真のようにきちんと階段が作られていました。
本丸跡の曲輪には案内板があり、この山城の大きさがわかります。
ベンチもあって、ハイキングにはもってこいの城址です。
堀切、各曲輪、武者走りなど判り易く案内板プレートも作られていました。
http://www.oumi-castle.net/takoku/sizuoka/mariko/marikojyou.html
穏やかな晴天に恵まれ、一日山歩きをしていいリフレッシュになりました。 有仁
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