ホワイトシェパードの子犬が来院しました。

名前はアンジーです。 

今年の9月16日生まれの初診時が72日齢です。

この日早朝、下痢をして何度もしぶり、最後は血が混じっていたという主訴でした。

 

糞便検査、血液検査、パルボウイルス検査をすぐに実施しました。

白血球数が22000/mm3で上昇していて、急性腸炎が考えられました。

どうもベランダで、いろいろ舐めたり、拾い食いをしたようです。

 

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糞便検査、パルボウイルス検査は陰性でした。

 

治療は、皮下点滴、抗生剤、止血剤、消化管機能改善剤を注射投与して、

今日は絶食をお願いしました。

 

翌日は下痢が治まり、元気も回復、療法食をおいしそうに食べ始めました。

 

アンジー2.jpg

 

5日後の検診時のアンジーです。

形がある良好便をしているそうです。

食事をたくさん食べれるよう、整腸剤をあと5日間処方しました。

次の来院は2回目の混合ワクチンのときになるかな。

 

ホワイトシェパードは、G・シェパードの中で全身白色の毛色をもつ犬種です。

これは突然変異のアルビノではなく、ご覧のように眼や鼻の色は黒色です。

まだ、日本での認知度は低く、頭数も少ないようです。

詳細は以下のサイトが詳しいです。

http://www17.plala.or.jp/alwayshere/

 

病院の診察、治療もおとなしく従順なアンジーです。

丈夫に育ってくれるよう、お手伝いしたいと思っています。