いや~すごかったですね。
8月11日午前5:07頃、初めて経験する揺れでした。
寝室は4Fなので揺れが余計に感じられましたが、瞬間「東海地震だ!!」と思った程でした。
近くにあった仏壇の仏具が倒れ、畳に次々に落ちてくるのは驚きました。
寝室の隣の私の書棚の本もめちゃめちゃ倒れたようです。
揺れは十数秒?でおわりましたが、「余震も大きいぞ。」と、数分は寝室にいましたが、
その後は、院内の見回りです。
入院の動物達もたくさんいます。
糖尿病と重度の腎不全で入院中のM・シュナウザーのマコちゃんは24時間点滴中です。
点滴は止まることなく、マコちゃんも興奮している様子もなく無事でした。
肺腫瘍で呼吸困難のウサギのミーちゃんは1CUで酸素吸入中、
転移性肺ガンのマルチーズのクラリス、
昨日膀胱切開手術した雑種猫のメイちゃん、
やはり、昨日皮膚腫瘍切除の日本猫さくらちゃん、
21歳で預かり中の黒猫どらみんちゃん、
その他、預かり中のT・プードルのララ、ハッピー、居候の猫達、キジバト、ドバト
みんな、無事でした。
手術室を見ると、ここ1,2年の手術で保存していた腫瘍などのホルマリン標本が落ちていました。
幾つかのビンが割れていて手術室はホルマリンの匂いで充満していました。
かたずけ始めると、喉が刺激され痛くなったので、換気扇をフル回転。
現像室はレントゲン撮影装置のCRの主装置があり、モニターが倒れていました。
下まで落下したらアウトでしたが、
倒れただけなので、ここも無事でした。
これが壊れたら、一番の損害です。
地震の時はIT機器が怖いですよね。
この機械は年間保証料だけでで20数万円支払っていますので、
壊れても保障されると思いますが、
保証がないと、修理費が百万を超えそうです。
ほっと胸を撫で下ろしました。
スタッフも休むことなく出勤してきました。
スタッフの家では被害も殆ど無かったようです。
各地の被害が徐々に明らかになっていますが、
駿府公園の石垣がくずれ、
東名高速道路の
牧ノ原と掛川のインター間で道路に亀裂が入り、地盤が崩れたようです。
お盆の移動がピークになる時期、
かなり混乱しそうですね。
今回の地震はいわゆる「東海地震」とは違うようです。
今、テレビでしきりに地震情報をながしていますが、
東海地震のエネルギーは今回の100倍ということです。
ちょっと、想像もできません。
正直、これで「東海地震」は
終わりにして欲しいですね。
切なる願いです。 有仁
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