2009年8月18日の記事
階段を踏み外し指を脱臼した犬の1例 (獣医療) | 2009年08月18日11:52 |
症例・・・M・ダックス オス 8ヶ月齢 BW4.7kg クッキー
主訴・・・今日、家の階段を降りる途中に一段踏み外して転んだあと、左前肢を着地しない。
手先を触ると痛がる。
8月6日の夕方、かかりつけが今日休診ということで、M・ダックスのクッキーが来院しました。
若いM・ダックスが階段から落ちた直後、前足を痛がり着地できなくなった場合、
考えられることは、前腕骨骨折、肩あるいは肘の脱臼、捻挫(靭帯損傷)などです。
肩から触診しながら、左前肢の痛みの部位の確認を下方にずらしていきました。
すると、中手骨(手の甲)のすぐ遠位が盛り上がり、そこを触ると痛がります。
「指の脱臼かもしれない!?」
直感的に感じて、レントゲン検査を行いました。
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