2009年5月11日の記事
犬の舌の激しい潰瘍(獣医療) | 2009年05月11日09:19 |
症例・・・ポメラニアン 去勢オス 11歳
プロフィール・・・H21.3月 よだれが垂れて食欲が低下。
上顎犬歯の歯根膿瘍と重度歯石沈着あり。
歯石除去をアドバイス。 1週間後、麻酔下で犬歯の抜歯と歯石除去実施
舌根部に軽度の潰瘍があり、歯石の物理的刺激?
抜歯と歯石除去後は、よだれも少なくなって食欲も回復したが、
4月23日よだれがまた多くなったと来院した。
現症・・・常によだれが糸をひいて口から垂れている。お腹は空いているが、食べようとすると
よだれが激しく出てくる。食事の嚥下がうまくできない。
治療プラン: 舌根部の潰瘍がひどくなているようなので、飼い主に説明し、
再度麻酔下での口腔内の精査と食道チューブの装着を実施しました。
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