春の訪れと共に、昆虫や外部寄生虫が活発に活動する季節を向かえます。

犬、猫にとっても春は嬉しい季節ですが、ノミ、ダニの寄生は困りものです。

セミナーでは、ノミ、ダニの基本的な知識に加えてに意外な生態についても学びました。

マダニの卵の映像は印象的でした。

草むらの薄暗い湿気の多い場所に、このように産卵をします。

この卵が孵化して、草むらに入り込む犬を待つのです。

犬の体温や発散する二酸化炭素を敏感に感じて、すばやく犬の皮膚に付着します。

マダニは重篤な溶血性疾患であるバベシア症やエールリヒア症を媒介します。

また、人間に対しても感染性脳炎や紅班熱を媒介することが知られています。

最後はスポット式の駆除剤の説明と、予防が何よりも大切なことを強く強調してセミナ―は終了しました。