3月10日(火)の午後、センテュリーホテルで開催された静岡県補助犬シンポジウムのシンポジストとして参加してきました。
シンポジウムでは、獣医師会の立場でこの25年間、補助犬育成基金として静岡県開業部会の会員の病院に設置した募金箱の浄財を毎年絶えることなく、補助犬支援センター(旧アイメイトの会)に寄付してきた支援活動について私が紹介しました。
また、西遠支部がやはり毎年3月に実施している補助犬の無料健康診断、数年前から始めた静岡県獣医師会の「フィラリア予防薬無料給付事業」、補助犬使用者対象の教育セミナーの開催などについて、説明をしました。
補助犬の健康管理面については、ユーザーが補助犬と共に社会参加していく上で、一般の人達に不安を与えないよう補助犬の健康面をきめ細かく管理することの大切さと、公衆衛生面から、補助犬が安全で、清潔であることを誤解のないよう獣医師として啓蒙していく必要性を述べました。
シンポジウムの後半は、介助犬のデモンストレーションがありました。
落としたステッキを持ってくるところです。
開けた冷蔵庫もきちんと閉めてくれました。
シンポジウムが終了した後、一緒に参加していただいた静岡県獣医師会会長の松浦先生と県獣事務局の大庭先生とで記念写真を撮りました。
今後も補助犬の普及に尽力していくことを約束し合いました。
有仁
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