2009年3月 8日の記事
犬の陰部背側の腫瘍(線維肉腫)(獣医療) | 2009年03月08日17:30 |
症例・・・ラブラドル・レトリバー 14歳齢 メス 26kg ラブ
主訴・・・数日前に、陰部の上が固くしこりになっていることに気づく。食欲元気あり。
一般身体検査・・・BCS3 血液検査: GPTの軽度上昇以外は正常範囲。
レントゲン検査: 胸部 老齢性の心肥大 他著変なし。
触診で、陰部背側に25㎜径の円形硬結した境界不明瞭な腫瘤が確認された。
仮診断・・・触診では、独立した腫瘍というよりも、「肉芽腫様の固い腫れ」のように感じました。
しかし部位から「平滑筋腫」もしくは「平滑筋肉腫」は考えられました。
何であれ腫瘍の疑いは捨てきれない為、切除をお奨めしました。
治療・・・外科切除。
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