2009年3月 5日の記事
動脈硬化症のウサギの乳癌摘出(獣医療) | 2009年03月05日09:48 |
症例・・・ウサギ(ロップイヤー) メス 6歳 Bw1.7kg ヒメ
プロフィール・・・4歳11ヶ月齢時 子宮疾患の診断のもと子宮両卵巣摘出手術
病理組織診断: 子宮腺癌 及び 子宮内膜増殖症
5歳7カ月齢時 主訴(寝息が荒い いびきをかく) で来院
診断:心拡大 動脈硬化症
触診で乳腺腫瘍確認
今回の主訴・・・ 3ヶ月経過し乳腺腫瘍が拡大、硬くなってきたので、摘出手術を希望。
治療・・・ 動脈硬化症があり手術のリスクも考えられたが、乳腺腫瘍の経過から乳癌の可能性が高く、放置すべきではないと判断し、オーナーに充分説明の上、外科手術を実施した。
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