2009年3月の記事
小学校からお礼の手紙 | 2009年03月30日15:20 |
先日、田町小学校の先生がわざわざ当院を訪ねて、子供達からのお礼の手紙を渡してくれました。
翌日には西奈小学校からもお礼の言葉で飾られたイラストが届きました。
研修中です☆ | 2009年03月26日15:29 |
こちらの病院で研修をさせていただいてる木部です。
今日で研修三日目になります。
この三日間で犬の散歩から手術の見学までいろいろなことをやりましたが、ほとんどが初めてのことばかりでとても勉強になります。
この病院に来て初めて手術を生で見た私は、冷や汗が出たり看護師さんに「眉間にしわが寄ってるよ(笑)」なんて言われてしまいましたが、将来、動物看護士を目指している私にとってはとてもいい経験になりました。
大変な事もあるけれど初めて研修をしてみて今まで以上に動物看護士になりたいという気持ちが強くなりました。
あと研修期間が二日間しかありませんが、その二日間でより多くのことを学び、夢への一歩にしたいです。
春の狂犬病注射のテレビ取材がありました。 | 2009年03月25日15:06 |
今日、静岡県獣医師会がスポンサーで広報する犬の狂犬病予防注射のお知らせ用のTV取材がありました。
あさひテレビで放送している「情報ザウルス」という番組内で流す情報コーナーで、
狂犬病の知識と、予防注射の重要性を訴える内容です。
トリミング室でかくれんぼ♪ | 2009年03月23日17:47 |
1階のトリミング室での出来事です☆
w・コーギー・カーディガンのアンヘルちゃん(←左の子です♪)のシャンプーしようと、アンヘルちゃんのリードを取ってシャンプーの準備をしていたら...
「あれ?...アンヘルどこ?」
トリミング室を見渡しても、アンヘルちゃんの姿が見当たりません∑(☆o◎)
この密室でどこに行ってしまったのかと思いきや...
フェレットと猫は仲良し!! | 2009年03月17日08:12 |
フェレットと猫を複数飼育しているYさんが検診に来院しました。
今日はフェレットのタカユキちゃんと猫の茶太郎ちゃんの一頭ずつです。
ところが、持っているキャリーは1つです。
よく見ると、2頭が仲良く1つのキャリーに納まっていました。
猫の気腹症 その原因は?(獣医療) | 2009年03月16日15:02 |
症例・・・猫(アメリカンショートヘア) 13歳 去勢オス Bw3.0kg ラン(仮名)
プロフィール・・・5歳頃に尻尾を掴まれたことをきっかけに、機嫌が悪いと飼い主(奥様)を突然咬むようになり、その時に他院で、前足、後足全部の「爪切除術」と「犬歯切断」を行った。
マンションの7Fでの室内100%飼育
主訴・・・以前は6kg近くあった猫で、ここ数カ月で食が細くなり、
痩せてきたが年のせいと思っていた。 数日前から食欲、元気なく、時に吐く。
2日前にお腹が膨れていることに気づいた。
血液検査: HCT 33.7%↘ WBC 4700↘ Glu 69↘ BUN 63↗ Cre 1.4
T-pro 4.6↘ Alb 1.8↘ CPK 791↗ 他項目正常範囲
千代田小学校での「ウサギふれあい教室」 | 2009年03月13日15:23 |
今年度最後の「ウサギふれあい教室」の学校訪問は当院に一番近い千代田小学校に行ってきました。
千代田小学校は飼育当番が2年生になるので、来年度の準備で毎年1年生対象に教室を開いています。
腹部膨満した老猫の脳障害(獣医療) | 2009年03月13日08:23 |
症例・・・猫(アメリカンショートヘア) 15歳 メス BW2.9kg ベス
主訴・・・1ヶ月前からお腹が張ってきた。同時期より、時々前足が突っ張り、
その後力が入らないことあり。10日前から元気減退。 食欲は普通。
一般身体検査・・・BCS2(やや痩せ気味)、T38.4℃ 腹部膨満、前肢の踏直り反応やや低下。
血液検査・・・血球分析、生化学分析において正常範囲。
レントゲン検査・・・腹部の6割以上を占めるマス(固まり)陰影を認めた。
補助犬シンポジウムに出席しました。 | 2009年03月10日17:53 |
3月10日(火)の午後、センテュリーホテルで開催された静岡県補助犬シンポジウムのシンポジストとして参加してきました。
シンポジウムでは、獣医師会の立場でこの25年間、補助犬育成基金として静岡県開業部会の会員の病院に設置した募金箱の浄財を毎年絶えることなく、補助犬支援センター(旧アイメイトの会)に寄付してきた支援活動について私が紹介しました。
犬の陰部背側の腫瘍(線維肉腫)(獣医療) | 2009年03月08日17:30 |
症例・・・ラブラドル・レトリバー 14歳齢 メス 26kg ラブ
主訴・・・数日前に、陰部の上が固くしこりになっていることに気づく。食欲元気あり。
一般身体検査・・・BCS3 血液検査: GPTの軽度上昇以外は正常範囲。
レントゲン検査: 胸部 老齢性の心肥大 他著変なし。
触診で、陰部背側に25㎜径の円形硬結した境界不明瞭な腫瘤が確認された。
仮診断・・・触診では、独立した腫瘍というよりも、「肉芽腫様の固い腫れ」のように感じました。
しかし部位から「平滑筋腫」もしくは「平滑筋肉腫」は考えられました。
何であれ腫瘍の疑いは捨てきれない為、切除をお奨めしました。
治療・・・外科切除。
犬の会陰ヘルニアは両側に起こる(獣医療) | 2009年03月07日10:03 |
症例は2月7日のブログ記事に掲載したノワです。
( H11年生まれの10歳、オス(前回の手術で去勢)、Bw10.6kg )
右側会陰ヘルニアの整復手術を実施し、術後は排便も良好です。
ただ初診時に、左側の会陰部の筋肉群も薄くなっていることは確認していました。
右側ヘルニアを治療したことで、排便時の直腸圧が左側に変化することで、左側会陰部の負担が増加したようです。
現在、臨床的には問題はおきていませんが、将来的に左側も直腸憩室を作り、悪化すると困るので、オーナーのMさんと相談し、左会陰部も手術することにしました。
(経験的、文献的にも会陰ヘルニアは両側に起こることが比較的多いのです。)
動脈硬化症のウサギの乳癌摘出(獣医療) | 2009年03月05日09:48 |
症例・・・ウサギ(ロップイヤー) メス 6歳 Bw1.7kg ヒメ
プロフィール・・・4歳11ヶ月齢時 子宮疾患の診断のもと子宮両卵巣摘出手術
病理組織診断: 子宮腺癌 及び 子宮内膜増殖症
5歳7カ月齢時 主訴(寝息が荒い いびきをかく) で来院
診断:心拡大 動脈硬化症
触診で乳腺腫瘍確認
今回の主訴・・・ 3ヶ月経過し乳腺腫瘍が拡大、硬くなってきたので、摘出手術を希望。
治療・・・ 動脈硬化症があり手術のリスクも考えられたが、乳腺腫瘍の経過から乳癌の可能性が高く、放置すべきではないと判断し、オーナーに充分説明の上、外科手術を実施した。
チンチラ ピーの臼歯棘の切除(獣医療) | 2009年03月04日16:51 |
症例・・・2月14日の記事のチンチラ ピー 9歳 オス Bw391g
経過・・・鎮痛剤、消化器運動亢進剤等の投与で徐々に体重は増加しましたが、
流涎や口腔内の痛みは続いたため、麻酔下で臼歯の棘を取り除くことにしました。
J・ハムのヒナが乳癌摘出後の検診です。 | 2009年03月04日09:05 |
1月15日のブログで記事にしたJ・ハムのヒナが久しぶりに検診に来院しました。
手術した場所は殆ど判らないほどきれいになっていて、気にもしていないとのことです。
触診でも再発の気配はなく、体重も増えていました。
写真を撮ろうとしたら、「気をつけ!」をしてくれました。
あまりに可愛いので、掲載しました。
最後には、姿勢を真っ直ぐに伸ばして直立不動のポーズもしてくれました。
小鳥のメガバクテリア症(獣医療) | 2009年03月03日13:43 |
症例・・・セキセイインコ 7ヶ月齢 メス Bw33.6g ルー
プロフィール・・・4週齢でホームセンターより購入 (鳥を飼うのは初めて)
一羽飼い、 手乗り、
餌-ムキ餌 青菜
昼間は仕事で留守、帰宅後20:00~22:00頃まで室内に放して遊ばせる。.
主訴: 昨夜、3回嘔吐した。首を振って吐物をまき散らした。
食欲あり? 元気やや低下。今日は吐いていない。
一般身体検査・・・外観上異常を認めず。
検便・・・メガバクテリア(+)
別れの季節でもあります。 | 2009年03月02日17:41 |
春は出会いの季節と共に別れの季節でもあります。
山田どうぶつ病院では、出会いの少し前に「別れ」が来ました。
1人はほぼ2年間、勤務医として頑張ってくれた野田先生、
もう一人は4年間、病院に優しい笑顔を振り撒き、動物看護師としてもとても優秀だった綾ちゃんです。
二人の思い出を少し書きます。