2009年2月 1日の記事
学校飼育動物支援について | 2009年02月01日22:09 |
この2月は私が代表をしている学校飼育動物支援組織「静岡がっこう獣医隊」として、各小学校の「ウサギふれあい教室」を3校で行う予定です。
静岡市の動物病院の先生達にも協力してもらい、子供達に動物飼育を通じて「命の大切さ」を飼育体験から感じてほしいと始めた獣医師会の活動です。
今日、日曜日は通常診療でしたが、診療の合間の時間を使って、更に活動を進める為の静岡市への要望書を作りました。
要望書の内容は
静岡市の公立小学校の年間事業の中に、年一回の獣医師による学校訪問指導を取り入れてください。
訪問指導の目的は次の4点です。
1、「情を通じる飼育」が実現できるよう、指導、助言します。
2、人と動物にとって、心地良い環境管理法を伝えます。
3、学校が飼育のことで社会から非難されないよう支援します。
4、動物の疾病時など、学校が困っていることに相談にのります。
というものです。
これは、学校獣医師制度の実現に向けての新たな一歩だと思っています。
この支援活動をすでに7年続けていますが、実は学校側の意識が大きく変わったとは言えません。まだ、動物飼育を明確に「心の教育」として捉えて指導している小学校は殆ど無いのです。
今年は、行政を何とか動かせないか?とプランを練っています。
実現できるか判りませんが、まずは動き出してみようと思っています。
この活動の詳細は静岡市獣医師会HPに掲載されています。
有仁
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