お昼の休憩時間に30分程、裏の愛宕神社から谷津山の遊歩道を歩きました。
冬は落葉樹の森が野鳥観察にはもってこいです。双眼鏡を携帯して神社の階段を上っていくと
スズメぐらいの鳥が何羽も飛び交っています。きれいな鳥です。双眼鏡で確認するとなんと、ソウシチョウです。
ソウシチョウはヒマラヤ、ビルマ、中国南部にかけ生息する鳥で、もともと日本の野鳥ではありません。1980年以降に輸入数が増加し、飼い鳥として飼育されていたものが、逃げたり放鳥されて繁殖し、野生化したのです。
昨年に比べ、この谷津山でも数が増えてるようです。自然林が残っている場所で生息数を増やすようで、谷津山も住み易い場所なんでしょう。
ただ生態系を考えると外来種の鳥なので、あまり増え過ぎると固有種の鳥が減ってしまう危惧もあります。とてもきれいな鳥なので、見つけると楽しいですが、複雑な思いです。 有仁
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