2009年1月18日の記事
フェレットの脱毛と副腎腫瘍(獣医療) | 2009年01月18日17:45 |
症例・・・フェレット(バタースコッチ) 去勢オス 6歳4か月 ミル
プロフィール・・・3歳時 非炎症性左右対称性脱毛 各種検査で副腎疾患を 疑い、
外科、内科治療オプションをオーナーに提示、内科治療を選択。
治療: 酢酸リュープロレイン(GnRHアナログ)の1か月毎の投与
経過・・・ 3ヶ月後にはオーナーが満足できる発毛が見られた
4歳時 再び脱毛始まる 同治療開始
4歳5か月時 尿道閉塞症 麻酔下で閉塞解除処置(前立腺腫大認めず)
5歳4か月時 尿道閉塞症 同治療
現症状(6歳時): ふらつき 軽度低血糖(Glu 67 ) 脱毛の進行
エコー検査: 左副腎の腫大(12.8mm×8・1mm) 副腎腫瘍の疑いを示唆
治療: オーナーの同意があり開腹による外科的治療
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