2009年1月13日の記事
セキセイインコのキサントーマ(獣医療) | 2009年01月13日14:41 |
今日来院した3歳のメスのセキセイインコのポーちゃんですが、お腹が黄色く膨れています。これをキサントーマ(黄色腫)といいます。殆どがメスに発生し、原因の多くは発情に関連しています。過剰な発情によりエストロジェン過剰症が起こり、腹部の脂肪が肥厚変性し、黄色化します。重度になると腹筋の弾性力がなくなり、腹壁ヘルニアの状態になってしまいます。これは、ある意味、生活習慣病とも言えます。鳥を過度に可愛がりすぎたり、飽食させたり、夜更かしが誘因になります。したがって、治療は鳥本来の生活に戻すことです。 詳しくは当院HPの「ペットの知識の泉」の卵詰まりの管理と予防の項に記載されています。参考にしてください。
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