シーズー、メス、8歳。
2か月前から陰部を気にしていて、発情出血が見られたが、1ヵ月で治まる。
3日前に再び陰部から出血を伴ったおりものが出始めた。
元気食欲あり。
レントゲン検査にて、子宮腫大所見確認。
子宮蓄膿症を疑い、エコー検査・・・液体貯留像はなく、水分含量の多い実質所見が見られた。
当日に摘出のため開腹手術。
子宮壁がボール状に肥厚した子宮腫大疾患を確認、子宮両卵巣を摘出した。
コメント・・・雌犬によく見られる子宮蓄膿症かな?と思いましたが、エコー検査で液体貯留所見がみられないことから、腫瘍、子宮穿孔などを疑い、当日に子宮を摘出しました。(写真)子宮の粘膜下織が重度に肥厚拡大してテニスボール大の腫瘤を形成していました。現在、病理検査中です。
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